２．三京分校って、どんなところ？

三京分校は、鹿児島県の離島、奄美群島の１つ、徳之島にあります。

徳之島のど真ん中、島のどこに行くのも３０分以内で行ける、便利な場所、かつ、2021年7月世界自然遺産に登録された山々に囲まれた、自然豊かな場所になります。

1-1徳之島ってどこ

徳之島は、鹿児島県本土と、沖縄の中間に位置する、自然豊かな美しい島です。

島と言っても、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターがある、離島の割には便利な島です。

・鹿児島県　奄美群島に属する島

・鹿児島本土から南へ約468㎞、沖縄本島の北北東約257kmに位置

・島内には徳之島町、天城町、伊仙町の3町がある

・周囲約89㎞、面積約248m2（東京23区や琵琶湖の半分弱の面積）

・人口約23,000人

正式名称は、西阿木名小学校　三京分校（にしあぎなしょうがっこう　みきょうぶんこう）

三京分校のある三京集落は、徳之島のおへそに位置し環境は希少種の生物・植物宝庫です。

世界自然遺産内の三京林道がすぐ裏にあり、林道自然観察会ではその生物多様性を体感できる環境がすぐ近くにあります。

学校すぐ横の三京川には、オオウナギ、リュウキュウハグロトンボ、テナガエビ、など、そこでしかみられない生き物もみることができます。ハグロトンボは、学校にも訪問してくれます。

動画、画像で見ていただくのが、わかりやすいと思いますので、

まずは、三京分校のPR動画、学習発表会動画、パンフレット、運動会写真、を御覧ください。

自然に囲まれた、素敵な小学校です。

個性をめいいっぱい発揮した、三京分校ならではの学習発表会です。

私の一番好きなシーン。

子供に合わせた教育ができています。

おまけ、子供の感想と、それを題材にした授業↓

パンフレット

集落総出の運動会。当時児童３人に対し、１００人以上の人が集まってくれました。

【補足】

人数：2021年１月現在、児童数２名、2021年４月より、児童数１名という、超々少人数。これにより、個性や学力が伸ばす教育ができています。
分校とは：分校（ぶんこう）とは、学校において本校と分離して設けられる教育施設である。小・中・高校などで交通機関が不便な地域や離島等通学が困難な遠隔地に設置されるものが多い。（Wikipediaより引用）
三京分校の場合、本校は、7km離れた、西阿木名小中学校。月2~3回、タクシーに乗って、本校に行って、いろんな行事を一緒にします。三京分校を卒業すると、通常は西阿木名中学校への進学となります。