徳之島は、「仕事は選ばなければ、仕事はある。」と言われています。
ハローワークも島内にあり、行くと、求人にあふれています。
下に、ハローワーク 徳之島の求人情報へのリンクを張り付けていますが、載っているだけでも、ざっと200件はあります。
ハローワークの事務所に行くともっと求人はありますし、口コミの仕事もそれ以上にあります。
元気な大人が島に来て、しばらくプラプラしていると、いろんな仕事の話が舞い込んできます。
逆に、「徳之島に来たらこういう仕事をしたい」、「まずはじっくり考える時間が欲しい」など、自分のスタンスをきちんとしないと、周りに流されて、なんとなく仕事をすることになりかねないので注意。
鹿児島県内のハローワーク別求人情報誌 | 鹿児島労働局 (mhlw.go.jp)
①ハローワーク仕事の内容
「ねりやかなや」のHPにて詳しく分析していますので、ご参照ください。
行政の就労支援|奄美に住もう | ねりやかなや 南の島の楽園奄美への移住支援サイト (neriyakanaya.jp)
介護、看護師の仕事が多く、この関係の資格を持っている人は、仕事には苦労しません。
これ以外の仕事もいろいろありますが、最低賃金近くの価格帯となります。(800円/時間ほど)
今までサラリーマンをしていた人にとっては、「こんな時給で働けるか」と思うかもしれません。ただ、家賃が0円~3万円/月になるので、旦那一人では支えきれないかもしれませんが、共働きなら、徳之島では、生活できるものです。(個人の感想)
①集落の草刈り
徳之島では、集落の草刈りに、手当てがつくことがあります。
草刈り機を持っている、主に男性は、半日で5000円、それ以外の人は4000円
あっ、草刈り機は、生活するうえで必須です。私は来た時に、貸してもらったのをまだ使っています。
家の草刈り、畑の草刈り、ヤギのエサ収集に重宝します。
草刈りしながら、鹿児島県指定天然記念物のイボイモリと出会えたりします。
イボイモリ ←の解説
うちの集落では、パンとコーラの休憩あり、集落に溶け込むには、一番です。女性陣は、情報交換の場になっています。
とにかく、徳之島に来てすぐ、会社勤めをするのではなく、こういう場に出て、いろんな人との関係を作ると、生活してても楽しいし、いい仕事も舞い降りてくると感じました。
結構早めに終わるので、徳之島でこれ以上時給の高いバイトはないのではと思っています。時期によっては、連続2週間とかあり、結構な金に。
ただ、お金の出ない環境整備もあり。こちらもちゃんと出ないと、「お金出るときばかり来て」 って言われそうですので、注意。
②さとうきび:ハーベスター助手
さとうきびは、徳之島の基幹産業です。
毎年12月下旬~3月末まで、製糖工場が稼働し、それに合わせ年1回のさとうきびの収穫が始まります。
見る見る間に、さとうきびが刈られ、景色が変わっていく様は圧巻です。
それに伴い、運転手、さとうきび積込み、さとうきび刈取機運転:ハーベスタ、ハーベスタ助手等の仕事が発生し、徳之島は一気に人不足になります。このため、何の資格がなくても、1000円/時ほどの時給がつきます。
ハーベスタでさとうきびを刈っていきますが、ハーベスタ助手は、高価な機械であるハーベスタの稼働率を上げるべく、それ以外の仕事全般をします。
ハーベスタの後ろを歩き、こぼれたさとうきびを袋に入れる、がメインですが、それ以外にも、さとうきび収穫袋の回収、機械への取り付け、機械への油差し、機械で刈れない部分を手で刈る、機械の異常を運転手へ連絡、などなど行います。
仕事の内容としては、結構きついです。機械の後をついて行くのがメインですが、距離で言うと、15km/日。足元の悪い畑をこれだけ歩くと、はじめのうちはみるみる痩せます。また、時にはバックする機械の後ろを歩くので、精神的にも疲れます。
1日ならいいですが、毎日。自分でいつ休むといわないと、島の人は、忙しいときは毎日働くのが当たり前になっているので、注意。
でも、3月末に島中のさとうきびが刈り取られると、えも言われぬ達成感があります。また、ハーベスタ助手やったというと、やった人どうしの仲間意識、お互い認め合うような感情があります。
島の基幹産業であるさとうきびに一生に1回は携わってみるのも面白いですよ。
どうやって申し込むかというと、健康でどこにも勤めていない男性なら、もれなく、ほうぼうから声がかかります。
周りの人に「サトウキビやりたい!」なんて言った日には、引っ張りだこになるので、しっかり考え、本当にやりたくなってから発言、その後は体力つくりをしてください。
ハローワークにも南西糖業:島の製糖工場からの募集が必ずあります。
③実えんどう栽培・収穫補助
これも、島ならではの産業です。
いわゆる「グリンピース」なのですが、採りたては本当に甘くておいしく、高値で取引されています。
12-2月の間のJAの取引価格は、基本600円/kgほど。
期間は、10月~3月。これまたサトウキビと重なります。とにかく、島は、12月~3月は仕事が溢れています。東京から出稼ぎに来る人もいます。逆に、6-8月が暇ですね。観光業が活発になればちょうどいいですね。
上手な人で、100万円/10aの収入があるといわれており、40aほどできれば400万円、1年分稼げることになります。(なかなか難しく、1点集中はリスクが大きいですが)
自分でやるのは置いといて、まずは、アルバイトとして参加してみましょう。私は、10月の種付け~1月の収穫まで関わり、いろいろ勉強できました。なかなか大変ですが、上のさとうきびと合わせて、サラリーマンはやめ、自営業:農業に進もうと思えた仕事の1つでした。
下の写真のように晴れてたら、本当に最高。サラリーマン引退してよかったと思える瞬間です。
来年度、私も小面積(3a:6m✖50m)でやってみようと思います。
やったら、報告を載せます。
④天城町 農業センター研修
毎年 9月~翌年 8月までの1年間、天城町南部の 瀬滝地区にある農業センターにて、農業研修できます。
4500円/日(600円/時間)の研修手当をもらえる事、早退・休みを取りやすいのも魅力。
卒業後は、5年間ビニールハウス1棟(5a)を貸してもらえます。
5月頃から募集がかかるので、天城町役場のHPをチェックです。
今年度の栽培作物は、メロン、パッションフルーツ、トマト、かぼちゃ、実えんどう、ゴーヤー、花苗、野菜苗、インゲン、枝豆、トルコキキョウ。幅広く学べます。この研修で学んだ結果、私は、メロン、パッションフルーツ、トマト、かぼちゃ、実えんどう、ゴーヤー、花苗、野菜苗まで取り組む予定です。
問題点としては、5aのビニールハウスだけじゃ食っていけないこと。金銭的な部分に役場の人は弱い事、言われた通りやるのと、実際自分でやるのは、大きく違う事等等ありますが、研修手当をもらえ、ハウスを5年かしてくれるというのは、他ではなかなか無い好待遇。
南国の農業に興味ある人は、これだけのために天城町に来ても良いかもしれません。
詳しくは、私のブログ&作業日誌をどうぞ
農業センター の検索結果 - 移住の道 (hateblo.jp)
上記の仕事をやりながら、「自分は何の仕事をやりたいか」を悩みました。流れとしては、以下の通り。
2019年8月 移住
2019年9~10月
時々の集落の草刈りに参加しながら、ハローワークに失業保険の申請に。3か月の待機期間があったので、1月からの支給予定。
この時に、集落といろいろつながりが出来たかと思います。
この時は、給食センターの調理師、幼稚園 保育士、介護、など何をしようかいろいろ考えました。
役場での期間雇用、大工仕事見習いなどの誘いもありました。
2019年11-1月 実えんどう栽培に携わる。12月より、さとうきび収穫の話をもらう
2019年12月下旬~3月末 さとうきび収穫開始。 8-17時のフルタイム開始。
ハローワークに相談し、季節雇用は、きちんと手続きすれば、雇用終了後の4月から失業保険がもらえる事を確認。
2020年4~8月 失業保険をもらいながら、いろいろ考える。
2020年9月~ 農業センターで研修開始
2021年1月~ 「かえる農園」 開業届をだし、販売サイトで販売開始。
さて、この後はどうなるのか???自分でも楽しみです。
後々書きます。いつか書いてくれると信じてます。
①生姜掘り
②牛のミルク
③地域情報誌:ティーダの集落内配布
④集落の農産品 島外への販売
などなどの予定
①バレイショ堀り
短時間ですが、やってみました。という記事を後々書きます。
②バレイショ選果場
800円/kg。実際やったことはないですが、やっている姿を見ていると、外の農作業と比べて比較的楽かなと思います。
ばれいしょの収穫も1月~4月 思いっきり、サトウキビと重なり、簡単にバイトに入れるとの事。(毎年、バイトが足りず、JA職員が5時退社後、駆り出されるとの事。)
作業としては、ひたすら、不良品を選別。休憩もちゃんとあるし、屋内なので、作業環境は悪くない。気の合う仲間なら、話しながらできるので、楽しいようです。夜もやればがっちり稼げます。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から